十章 予感…5 ページ42
パンダと狗巻が姿を現したのは、呪術高専上空。姿を現した瞬間、五条の懸念は的中していた。
その証拠に二人の眼下には、”帳”に覆われた呪術高専の姿があった。
パンダ「”帳”が下りてる!悟の勘が当たったのか!?俺が”帳”を破る!あとは最短で…行くぞ!!」
狗巻「明太子!!」
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同時刻。地面に滴る鮮血、傷だらけのAを横抱きにし優しく壁に寄りかからせるように置く。
そして、夏油は気絶したAの乱れた前髪をスッと撫でる。
夏油「すぐに終わらせるよ、それまで……」
立ち上がり乙骨の元へ向かおうと足を運んぶ。だが、己が下ろした帳の異変を感じ取り途中で足踏みを止める。
夏油「おっと、誰かが”帳”に穴を開けたな。何事も、そう思い通りにはいかないもんだね……侵入地点からここまで5分ってとこか。無視するべきか、片付けておくべきか…迷うね」
フッと不敵な笑みを浮かべながら壁に視線を移すと轟音と共に壁が砕け飛んだ。
爆風の中、白黒の巨体が、殺気に満ちた眼を光らせ現れる。
人知を超えた剛力。
重機の如き勢いで、パンダはあらゆる障害物を叩き割って夏油の元へ駆けつけたのだった。
夏油「(全ての壁をぶち破って最短で来たか)……やるね!」
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thmrt1214(プロフ) - とてもおもしろいです!更新楽しみにしています! (1月25日 23時) (レス) id: 1820409e74 (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 更新ありがとうございます!!いつも楽しみに待っていますので頑張ってください‼️でも無理はしないで☺️ (12月31日 11時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - 愛が…愛が足りないのか!?勿忘草の推しに対する愛が呪いになりそう(T_T) (12月19日 1時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - カーミィさん» カッコいいですよね!(*^▽^*) (12月9日 18時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 東堂カッコいいですね!! (12月9日 17時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2023年10月8日 18時