輪廻眼の姫君9 【呪術廻戦0】

九章　想い…2 ページ34

A「この間の任務の時、私の目が変わったの覚えてますか？」
乙骨「あ…うん。凄く綺麗だったから覚えてるよ」
A「アレ、”輪廻眼”っていう呪眼…まぁ、文字通り「呪われた眼」といえば分かりやすいですかね」


呪術を学んでまだ一年未満の乙骨はひたすらAの説明を聞き、理解した上で余計な言葉を言わずにただ頷く。


A「大昔、千年以上前にその眼を持った人間がいたらしくて…乙骨さん、呪術師が”一番してはいけないこと”ってなんだと思いますか？」
乙骨「えっ？うーん…何かな？」
A「非術師を呪殺することですよ」
乙骨「あっ、そっか」


呪術師は呪いが見えない一般人を呪いで殺してはならない。いつぞやの授業や人に教えてもらったことを思いだす。


A「それ以外にもいろいろ……たくさん、人を殺めてきた人間の生まれ変わりなんですよ、私は」
乙骨「Aちゃん…」

A「こんな眼を持って生まれて、元々肩身の狭い思いをしてたお姉ちゃんの立場が余計に悪くなって……生まれてなんてこなければよかった…生きたいなんてどうしても思えなかった」



ーーー


勿忘草です！


大変お待たせしてしまいすみませんでしたm(_ _)m


ようやくまとまったので更新させていただきました！！




過去のお話を簡潔にしつつ、乙骨くんの会話に違和感なく成立させるのに時間がかかり、考えていたのを思い出そうにも思い出せず余計に時間がかりました。



本当に申し訳ありません。







あと、これが多分今年度最後の更新になるかもしれません。


来年で映画を終わらせ、渋谷事変、進みが良ければ死滅回遊編を書けたらいいなと思っております。


残り最後の日は残ったイラストを描こうと思っています。(他作品もあり)



年が変わったら新年度のご挨拶に参ります。




よろしくお願いします！！



勿忘草からでした！！

九章　想い…3→←九章　想い…1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す