八章 再会…10 ページ30
五条「ねぇ、A。もし、僕がキミに隠し事をしてたら…どうする?」
不意に言われた五条の言葉にAはただただ、戸惑うばかりだった。
A「それって…どういう…?」
五条「……」
沈黙が流れる教室の中で、プッと吹き出す音が聞こえる。
五条「なぁ〜んてね!冗談だよ!」
A「え?」
五条「だって、Aが暗そうな顔をするからさ〜、元気づけようと冗談を言ってみたんだよね」
A「冗談って…止めてくださいよ。そんなっ……タチの悪い冗談なんか」
五条「……ごめん」
五条は、席を立ちAを後ろからギュッと抱きしめた。
A「さ、悟さん…?」
頬を赤らめ振り向こうとしたが五条の腕の力がさらに強くなり振り向くことを許そうとしなかった。
五条「もう少しだけ…このままでいさせて」
A「っ…はい」
掠れたように低い声で甘く囁かれ、Aは身を動かすことを止めた。
苦しい…。
辛くて苦しい…。
キミに隠してることが、血反吐が出そうなくらい心が痛くて苦しい。
でもね、傑……僕………。
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thmrt1214(プロフ) - とてもおもしろいです!更新楽しみにしています! (1月25日 23時) (レス) id: 1820409e74 (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 更新ありがとうございます!!いつも楽しみに待っていますので頑張ってください‼️でも無理はしないで☺️ (12月31日 11時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - 愛が…愛が足りないのか!?勿忘草の推しに対する愛が呪いになりそう(T_T) (12月19日 1時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - カーミィさん» カッコいいですよね!(*^▽^*) (12月9日 18時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 東堂カッコいいですね!! (12月9日 17時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2023年10月8日 18時