七章 最悪の呪詛師…2 ページ14
一応言っておくけどこれは序章に過ぎない。大騒ぎはここからだった。
高専に着き、医務室に向かうと家入さんがかなり焦った表情でAちゃんをベッドに寝かせ、傷の手当てをしてくれた。ついでに僕の怪我も…ありがとうございます。
Aちゃんの腕の怪我はどうやら骨折していたらしく、治してくれた…けど。
家入「Aちゃんの目の状態は、私には治せない…アイツが来ないと」
乙骨「アイツ…?」
五条「A!!」
そこへ、家入さん以上に慌てた形相の五条先生が医務室に入ってきた。
静かな医務室とは思えないほどのドタバタだった。
僕は、少しの間外に出てるように言われ医務室の外に出て待っていると真希さん達が走ってきた。
そこから事情を話すとAちゃんを心配していた。僕だって、Aちゃんが本当に心配だった。僕がついていながら…本当に不甲斐ない。
ガラッ…。
扉が開く音がし振り向くと先生と伊地知さんが出てきた。
伊地知「では、その件はすぐに調べます」
五条「うん、徹底的にね。よろしく伊地知」
伊地知「はい(よかった…殺されなかった)」
五条「あ、そうだ、伊地知。後でマジビンタね」
伊地知(ですよね……)
やっぱり、伊地知さん……不憫だ。
真希「おい、悟!Aは!?」
五条「大丈夫…と言いたいけど少し時間が経ってたからなのか、すごく弱っててね」
乙骨「そんなっ…」
五条「こら、そこまで凹む必要ないよ。
弱ってるだけで目を覚まさないとは言ってないでしょ?」
先生…もうちょっと詳しく説明してよ。
そう言いたげな僕の表情を察したのかふふっと笑った。
五条「だから、明日には目を覚ますけど体が弱ってるから当面は絶対安静。もちろん、任務もお休みって状態だよ」
パンダ「最初からそう言えよ!驚くだろ!」
狗巻「しゃけ!しゃけ!」
でも、Aちゃんが無事で…本当に良かった。
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thmrt1214(プロフ) - とてもおもしろいです!更新楽しみにしています! (1月25日 23時) (レス) id: 1820409e74 (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 更新ありがとうございます!!いつも楽しみに待っていますので頑張ってください‼️でも無理はしないで☺️ (12月31日 11時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - 愛が…愛が足りないのか!?勿忘草の推しに対する愛が呪いになりそう(T_T) (12月19日 1時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - カーミィさん» カッコいいですよね!(*^▽^*) (12月9日 18時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
カーミィ - 東堂カッコいいですね!! (12月9日 17時) (レス) id: 1079b99541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2023年10月8日 18時