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九話 裏反る意志…5 ページ5
休憩を挟み、Aは夏の暑さで息を吐いた。
静弥「やっぱり完全にトレースするとなると難しいね」
湊「うん」
七緒「でも、実際にやってみると意外な発見があるよね」
海斗「発見？」
七緒「うん。あの時の俺ら、普段よりかなりゆっくり引いてたんだなって」
実戦を繰り返し新たな発見を見つけ、改めて感じるモノが増えたのだと喜ばしそう笑っていた。
雅貴「俺とトミー先生から差し入れだ。取りにこーい！」
冷たい飲み物が届き、みんながそれぞれ手に取る。辻峰も休憩に入ったのを確認しフッと笑う。
雅貴「向こうも休憩に入ったみたいだな。A、よかったらコレ持ってってくれるか？」
A「はい！」
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2023年7月25日 14時
