四話 拍子の大離れ…7 ページ43
撮ってもらった映像を見つつ自分達の射型を研究していた。
海斗「うーん…見れば見るほど分からなくなるな」
七緒「なにが？」
海斗「全部、荒だらけに見えてくるし」
遼平「自分みたいな…そうじゃないような」
七緒「自分だよ」
そんな話をしていると妹尾がこんなもんじゃないのかと鋭い言葉で横槍を入れる。
妹尾「逆になんで地方大会があんなにグダグダだったのか謎なんだけど」
花沢「妹尾…」
妹尾「え、だって敗因を理解して克服するための練習でしょ？分析して対策を講じないと全国大会だって地方大会の二の舞になるんじゃ…」
海斗「…敗因は分かってる！俺が調子を崩したからだ！そうですよね？」
海斗が後ろにいた雅貴にそう問いかけるも肯定も否定もなく海斗の考えを聞こうとし口をつぐむ。
七緒「言えばいいのに。引きづられたって」
海斗「！」
海斗はハッとしながらAを見つめ、全員がAへと視線が向けられる。
A「私の…せい？」
海斗「違うって！！大前の俺が悪い…」
A「……」
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海斗「妙なこと言うなよ」
七緒「妙なことって？」
自動販売機で缶コーヒーを買い、駅のホームへと歩きながら七緒に注意をするも言い返される。
七緒「俺はかっちゃんがなにも言わないわけが納得できないけどね」
海斗「Aのせいじゃない」
七緒「敗因とプライドをごっちゃにしてんじゃん」
海斗「事実を言っただけだ」
七緒「……」
踏切の音が耳に入り込み電車がホームに停車しドアが開き中へ入ると七緒が突然足を止め立ち止まる。
七緒「かっちゃんは全部、引き受けすぎなんだよ。それって巡り巡って周囲にも負担だってこと分かってないだろ？」
海斗「七緒に俺のなにが分かるよ？」
七緒「分かるよ！分かってないのはかっちゃんだけだ！」
そう言いながら海斗を指で押し、電車の外へと追いやる。
その時、海斗が見た七緒の表情はとても悲しなそうだった。
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勿忘草(プロフ) - 高橋さん» コメ返し遅くなり申し訳ありません。お心遣いとても感謝いたします！これからも、自分のペースで頑張っていきますので、これからも応援のほど宜しくお願いします！！ (2023年3月26日 20時) (
レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
高橋 - 次の更新楽しみにしてます！！ご自分のペースで頑張ってください！応援してます！！ (2023年3月19日 0時) (レス) id: 2973651174 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - まっちさん» 2週も読んでくださったんですか！？コメントも含めて本当にありがとうございます！落ちに悩むところもありますが気にせず落ち3人の絡みが増えたらいいなと思っています。あと取り合いとか…。これからも温かい目で応援、愛読のほどよろしくお願いします！！ (2023年3月6日 9時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
まっち - こちらの夢小説2周読んでしまいました！待ってました二階堂先輩！マサさんの絡みもみたいし続き楽しみに待ってます！！ (2023年3月6日 0時) (レス) @page41 id: 21c8ee624a (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！こちらこそ読んでくださりありがとうございます。二階堂先輩も自分にとって一番好きなキャラになりつつありますね。落ちにかんしましても一つの案として受け取ります。本当にありがとうございます！ (2023年2月16日 9時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2023年2月9日 0時
