玉折ー参ー オリジナル…12 ページ12
家入「私はあの子を……Aちゃん自身を見ようとしなかった。上っ面だけを見て勝手に決めつけて……これじゃ、アンタが嫌ってる上の連中と同じだな」
五条「でも、硝子は見ようとしてくれてるだろ。アイツ自身を」
「俺は、それだけでいい」と優しく語りかける五条に対し、まさか自分が慰められるとは思ってなかったと言いたげに苦笑いをする。
家入「五条、Aちゃんのことちゃんと守ってやんなよ」
五条「分かってるよ」
五条は手をヒラヒラと振りながら屋上から立ち去り、残った家入は煙草をふかした。
家入「誰かの為に泣いてしまう子だからこそ、余計に危ういんだよ」
あの子と初めて顔合わせした時に感じた違和感…。まるで、皮一つ越しの向こうに恐ろしいナニかが潜んでいるようで……それが、返ってあの子の危うさ、恐ろしさ、脆さを物語っていた。
″普通だからこそ異常″…成り立たない言葉のはずがあの子に対してだと成立してしまう。
もし、何かの拍子で彼女の心の内側のもっと奥に巣食うナニかが目覚めてしまったら…もし、″真実″を知ってしまったらあの子は……
今のままでいられるのか？
その不穏な事が頭によぎり、危ういと口にした。
家入「本当にとんでもない子を好きにっなったもんだよ。アイツも夏油も……そして、私も」
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勿忘草(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。曲げのことですが、五条先生を封印しないと小説の設定上、お話が進まないので申し訳ありませんがご希望にお応え出来ないかもしれません。大変すみません (2022年6月28日 8時) (
レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - えーとですね、原作通りは五条悟が封印されてしまいます。曲げは原作通りでは行かない方で、だから私は、五条悟を封印と渋谷事変編を曲げ欲しいです。お願い出来ますか？できればお願いします🙏 (2022年6月27日 18時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2022年6月14日 12時
