輪廻眼の姫君5ー過去編ー 【呪術廻戦】

懐玉ー弐ー…2 ページ7

任務を与えられた2人は上層部が少女を保護しているであろう建物へと向かっている中、飲み物を買った五条がある疑問を打ち明ける。


五条「でもさー、呪詛師集団の「Q」は分かるけど、盤星教の方はなんでガキんちょ殺したいわけ？」
夏油「崇拝しているのは少女のほうではなく、千年以上前に存在した伊奘冉自身だ。少女……つまりは、成り損ないがいるのは許せないのさ。だが、盤星教は非術師の集団だ。特段、気にする必要はない。警戒すべきはやはり「Q」！」


五条「まぁ、大丈夫でしょ。





俺達、最強だし」





夏油が何か言いたげにジーッと見つめ、その視線に気づいたのか五条は「何？」と問いかける。


夏油「いや…悟、前から言おうと思っていたんだが一人称「俺」はやめた方がいい」
五条「あ″？」


飲み終わった空き缶を無下限でいとも簡単にペキッと潰した。


夏油「特に目上の人の前ではね。天元様に会うかもしれないわけだし「私」、最低でも「僕」にしな。年下にも怖がられにくい」
五条「はっ！嫌なこった」






ボンッ！！





そんな、話をしていると上層部所有の一つである建物のある一室……おそらく、”輪廻眼の姫君”である少女を保護しているであろう部屋が襲撃された。



夏油「！」
五条「お？これで、ガキんちょ死んでたら俺らのせい？」

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