輪廻眼の姫君5ー過去編ー 【呪術廻戦】

懐玉ー陸ー…1 ページ31

呪詛師の襲撃を退けた五条は夏油と合流し、Aが無事だったことに安堵した。


夏油「よかった…無事で」
A「悟さんが…守ってくれて」
夏油「そう。悟お疲れ」
五条「傑もな」

夏油「けど、これからどうする？呪詛師がAを狙ってきたとなると高専に戻った方がいいんじゃないか？」




夏油の発案に五条も「確かにな…」と賛成の意を示し顎に手を添える。




すると、Aが…



A「…行きたくない」
五条「あ？」
夏油「A？」
A「高専には……行きたくない」



俯きながら呟くA。それを見た五条は「自分達は未だに信用されていない」と思ってしまい、イラつきを覚え鋭い眼差しで見下ろす。



五条「お前、この期に及んでまだ…！」
A「だって……高専に行ったら…




行ったら……」





何故こんなにも高専へ行きたくないのか……別の理由があるのか？五条はその理由に疑問を持ち始め、夏油も同じなのか膝を折り、Aの身長と合わせる。




夏油「でもね、A…君の身の安全を守るためには高専で保護した方が一番いいんだ……だから」
A「っ……」



五条「仕方ねぇな……それじゃ、ちょっくら遠出でもするか」













ー沖縄に！！！ー









夏油「……え？」

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