輪廻眼の姫君5ー過去編ー 【呪術廻戦】

懐玉ー伍ー…2 ページ29

五条「Aの首に3億の懸賞金？」
夏油『あぁ。呪詛師御用達の闇サイトで期限付き……明後日の午前11時までだそうだ』




五条「成程ね」






Aを抱えて高専へ向かっていた途中で顔を隠した謎の男が2人の前に立ち塞がり、夏油からの連絡を切る。


五条「ったく、呪術師は年中人手不足だってのに転職するなら歓迎するよオッサン」
「いやぁ、職安も楽じゃねぇだろ。そのガキ譲ってくれればそれでいい」


男は自身にそっくりの式神…ではなく、分身を出してきた。それを見たAは自分を抱える五条の服をギュッと握る。



五条「心配すんな」
A「…ぇ」
五条「必ず守ってやるからよ」






A「っ……」



不安や恐怖を抱えていたことを五条は見破っており、不安にさせないようにギュッとAを抱く力が強くなる。そして、Aもそんな五条に対して胸がドクン…と高鳴る。





五条は一瞬で男の分身を薙ぎ払い襲いかかってくる男の拳に対し五条は避けることもなく、無下限で防ぐ。


「んだコレ！！」
五条「無限…アキレスと亀だよ」
「あ”ぁ！？」



五条「勉強は大事って話」



もの凄い早さの拳で2体の分身を倒した。


五条「本体含めMAX5体の分身術式。どれが本体かは常に自由に選択できるんだろ？本体が危うくなったら安全な分身を本体にする。いい術式持ってんじゃん…なんでそんな弱いのか意味分からん」

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