輪廻眼の姫君4 【呪術廻戦】

起首雷同ー参ー…7 ページ31

不敵に笑みを浮かべながら顔を上げると、Aの眼が輪廻眼へと開眼しており、真っ赤な光玉を自身の体へと打ち込んだ。


光玉が体に打ち込こまれると壊相や血塗にも、死ぬほどではないが死ぬほどの鋭い痛みが襲いかかる。




A「我慢比べしよっか。痛いのは嫌でしょ？なら早く術式、解きなよ」
壊相(呪詛返しの術式！我慢比べ……こちらの術式を解かねばコレが続くというわけか…！！)

A(もう一人にも効いたのは幸いだった…このままじゃ、いずれは死んじゃうんだ。どんどん「艶獄」打ち込んでやる)



壊相(なかなかに強烈…だが、何度やっても私達の命には届かない。我慢さえしていればいずれ死ぬのはアナタ方！！しかも「朽」の発動中は痛みと毒でまともに動け……)





次の瞬間、血塗の背後には虎杖がいたことに壊相は目を開く。




壊相(何故そこまで動ける…)




「艶獄」



Aにまた光玉を打ち込まれ壊相、血塗の動きが止まった瞬間に、虎杖は血塗を逕庭拳で殴った。







A(虎杖君は猛毒…呪いの王、両面宿儺の器。故にあらゆる毒に耐性がある。”分解”の痛みはあっても、その果ての”毒”は彼には効かない。




でも、痛みだけじゃ…虎杖悠仁は止まらない！！！)

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