告白…7 ページ35
息をするのを忘れるくらい心臓がうるさく鼓動を打ち…ポロポロと涙が溢れ出てしまい五条はギョッとする。
五条「え!?な、泣くほど嫌だった!?…え!いや…その、そりゃ嫌だよね!散々突き放したくせに今更、都合がよすぎるよね!」
A「……がいます」
五条「え?」
A「違うんです……小さい頃から好きだった五条先生に…″好き″って…っ…言ってもらえたのがっ……嬉しいんです」
五条「え…それって」
A「私も…五条先生が好きです。
これからは、先生の彼女として先生の隣にいさせてください」
涙を流しながら本当に幸せだと言わんばかりの微笑みを見た五条も息をするのを忘れるくらい心臓が脈打つ。
A「せ、先生…?」
五条「っ〜〜……すっごく嬉しい!」
A「わ、私も嬉しいです。
あの、先生……大好きです」
五条「え〜?僕は大好きを通り越して愛してるんだよ?いや、愛してるじゃ物足りないな…うーん……愛してるを通り越してどうにかなりそう?」
通り越しているのかと疑いたくなるくらい平然と言う五条…そんな眼差しを送っていると手を取り胸元へと置かれる。
ドクンドクンッ…ドクンドクンッ…
と通常より早いリズムの心拍音が手を通して伝わってくる。
五条「ね?」
A「先生の心臓の音…早い」
五条「うん。君といる時はいつもこうだよ」
A「知らなかったです…」
五条「無限張って誰にも触れられないように誤魔化してたからね…でも、こうして僕に触れられるのは世界で君だけだよ。A」
A「うっ……」
1152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラウィッチ - 勿忘草さん、この小説は渋谷事変編は曲げて欲しいです。できれば五条悟は封印しないで欲しいです。お願い出来ますか(>人<;) (2021年9月2日 5時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
key - いつも楽しませてもらってます。 (2021年8月29日 15時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっしー(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました。更新を楽しみにしてます。頑張ってください。 (2021年8月22日 8時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)
Kazunoko(プロフ) - 初コメ失礼します!Kazunokoと申します。いつも楽しく読ませていただいてます!シリアスで重い展開、好きなのでありがたいです!これからも楽しみにしています!頑張ってください! (2021年8月21日 19時) (レス) id: 38c9d09af9 (このIDを非表示/違反報告)
識(プロフ) - ほんっとうに面白いです!!!応援してます!! (2021年8月18日 14時) (レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:勿忘草 | 作成日時:2021年8月9日 15時