輪廻眼の姫君3 【呪術廻戦】

告白…3 ページ31

五条「まだ……間に合うかな？」
硝子「間に合う。今までの想い…傷つけた分、与えられなかったモノも、もういない夏油の想いも含めてお前が沢山与えればいい…注いでやればいい。


私でも、ここの生徒達でもない。




五条悟。アンタにしかできない」





そうだ。今までの分も含めて沢山、Aを幸せにしなきゃいけない…それは僕にしか…俺にしかできない。


早く伝えたい。この想いも感情も全て…。だから、お願い……目を覚ましてよ。



君の声が…聞きたい。






五条(ねぇA…悠仁も恵も野薔薇も真希も棘もパンダも、歌姫も冥さんも夜蛾学長も硝子も……そして、僕も君が起きてくれるのを待ってるんだよ。


真希や恵なんてAを守れなかったって悔やんでるんだ…。



君を心配してる東堂以外の京都校の子達は心配…というより罪悪感を持った子が1人2人もいる。



こんなに想ってくれる人達が沢山いる…君は愛されてるんだ。僕だってその内の一人なんだ…。


だから、早く起きて…声を聞かせてよA)







そう思いながらギュッとAの手を握る力が強まる…すると、Aの指が微かに動いた。



五条「A…？A！」








A「せん……せぇ」




ああ……ずっと聞きたかった…君の声がまた聞けた。






ー五条side 終了ー

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