輪廻眼の姫君 【呪術廻戦】

両面宿儺…8 ページ10

伏黒「虎杖…！アイツら連れて逃げろって言ってるのが分かんねぇのか！」
虎杖「お前らだってヤバいじゃねぇか！」
A「呪いは呪いでしか祓えない…！虎杖君じゃ勝てない！！」

虎杖「そんなこと言ってる場合か！？それじゃあお前らが死ぬだろ！今帰ったら…夢見が悪ぃんだよ！それにな！！


こっちはこっちで…面倒くせぇ呪い掛かってんだわ！！」


呪霊に殴られた拍子で宿儺の指が宙を舞う……呪霊が取り込もうとしたが虎杖が口で受け止め、呪霊はそのまま虎杖を食らおうとしていた。


伏黒「馬鹿！俺によこせ！！お前も食われるぞ！！」





虎杖「っ……あるじゃねぇか！！全員助かる方法！俺に呪力があればいいんだろ！？A、伏黒！」



A「っ！駄目……止めて！！」

静止の声も虚しく、虎杖は両面宿儺の指を飲み込んでしまった。



伏黒(両面宿儺の指…！特級呪物だぞ！？猛毒だ！確実に死ぬ！)
A(でも万が一…万が一……)



そう思ったのも束の間…呪霊の拘束を解き、一瞬にして呪霊を祓った。その場面を見て2人は目を開く。


「ケヒッ…あはははっ！！！」


虎杖…とは違う人格がAを見て不気味に笑っていた。


「ああやはり！！伊奘冉の光は生で感じるに限るな！！」
伏黒(最悪だ…！最悪の万が一が出た！特級呪物が受肉しやがった！！)

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