鉄骨娘…2 ページ24
引き寄せた張本人、五条悟が現れAはハッと目を開く。先程の嫌悪感が消え去ってしまい五条に触れられドキッと高鳴っていた。
そんなAとは対照的に190cmで目隠しをした、いかにも怪しげな男に男性達はたじろぐ。
「な、なんだよ…男持ちかよ」
五条「そうそう!だからさ〜、
……いい加減その手、離してくんない?」
未だにAの手を掴んでいた1人の男性にドスの効いた声色…しかも、笑顔を向けているのだから尚のこと恐怖に駆られる。
「チッ……ちょっと揶揄っただけだろうが!」
「こんなガキ、こっちから願い下げだぜ」
五条「……」
言葉を投げかけ逃げようとする男性達…だが、その前に五条が近づき男性達のみに聞こえるように囁く。
五条「それ以上、この子のことを悪く言ってみろよ。その軽口…2度と叩けねぇように頭と胴体バラバラにするぞ」
そう囁かれ、真っ青な顔と息をヒュッと呑み込む音がし、この男には…いや、この2人には関わるべきじゃないと悟った男性達は全速力で逃げていった。
A「先生…」
五条「……さっきさ、何しようとしたの?」
A「ぁ…」
五条「僕が来なきゃ、君はまた人を殺しかけた…いや、それだけならまだマシか。最悪、周りの人間も殺してたかもね。君」
A「先生…すみません…」
五条「まぁ、謝るだけなら簡単だろうね〜」
A「…」
五条「禪院ってさ、僕の中では″出来の悪い生徒″なんだよね。感情や呪いに感化されやすいし」
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勿忘草(プロフ) - 七瀬さん» コメント、アドバイスありがとうございます。そうですね…オリジナルの台詞を言うとでしゃばってるようにも見えて入れようか迷っていたんですが、今回のアドバイスのおかげでもう少し入れてみようと思います!本当にありがとうございます! (2022年2月10日 8時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 話はとても面白く読ませて頂いてます。ですが、夢主ちゃんの台詞に伏黒のものを使うのでは無く、もう少しオリジナルの要素を入れては如何でしょうか?烏滸がましいようですみません (2022年2月9日 14時) (レス) id: 533f974434 (このIDを非表示/違反報告)
凪々瀬(プロフ) - 鬼太郎小説の時からファンで読んでます!見つけられて嬉しいです!!頑張ってください!! (2022年1月3日 18時) (レス) id: a9a880df8f (このIDを非表示/違反報告)
もか(プロフ) - すっっごく面白いです!! 続き、楽しみにしてます! 頑張ってください!! (2021年7月10日 2時) (レス) id: 8b2c2b6b99 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 面白くて一気に読んじゃいました、続きを楽しみにしてます (2021年7月6日 15時) (レス) id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2021年7月4日 23時