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闇の使者デビモン…6 ページ33

洋館の中へ入るとあまりの静けさでより不気味さを物語っており、太一達が警戒していた。



丈「君達、まさか引き返そうって言うんじゃないだろうね!?こんな立派な建物があるってぇのに!」
ヤマト「まぁ、それもそうだが…」

タケル「わぁ、綺麗な絵!」



天使の絵が飾られておりタケルやミミが釘付けとなる。


パタモンやAも歩み寄り天使の絵を眺めると、Aは何故か視線から外すことができなかった。


ミミ「天使の絵?」
パタモン「タケル、天使ってなに?」
タケル「それはね…」




丈「こんな綺麗な天使の絵が飾ってあるところに悪いデジモンがいるはずないじゃないか!」

空「まぁ、確かに今更野宿っていうのも厳しいわね」
ヤマト「仕方ないか…」
太一「おい、みんな行くぞ!」


洋館の中へ入り中を見て回ろうとしたらガブモンが食べ物の…しかも、ご馳走の匂いを嗅ぎつけ太一達は走り、タケルやミミも後を追いかける。


パタモン「A?」
A「…」

Aは絵を見続け動こうとせずパタモンが首を傾げる。


パタモン「Aってば!」
A「ぁ…」
パタモン「どうしたのさ?ボーッとして」
A「ねぇ、パタモン…この絵なんだか変なの」
パタモン「変?」


A「なにが変なのかは分からないけど…」
パタモン「きっと気のせいだって…ほら、早く行こう!」

A「うん」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2021年1月12日 16時

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