電光！カブテリモン…2 ページ2
工場内へ入ると人の気配はないものの、動力は起動しており何かを作っていた。
A「なに作ってるのかな？」
ヤマト「なんだろう…調べてみないと分からないな」
丈「調べるんなら、人がいるかどうかも調べようよ！これだけの工場だったら絶対、誰かいるはずだ！」
二手に分かれて工場内を調べる事となり、動力室の扉を見つけるA達。
光子郎「動力室だ」
ヤマト「中に入ってみよう」
扉を開けると電池とモーターだけで動かしていることに光子郎は驚いていた。
巨大な電池が気になり光子郎が調べていた。
ヤマト「まだ調べるのか？」
光子郎「はい。先を急ぐんでしたら皆さんだけどうぞ。僕は残ってもう少し調べます」
A以外は他を調べにいき、電池に扉があることに気づく。
光子郎「あれ？こんなところにドアが…」
ガチャっと開き中へ入ると中はコンピュータのプログラムが並んでいた。
A「これは？」
光子郎「コンピュータのプログラムだ」
文字の一角を指で消すと工場中の電気が止まってしまった。
テントモン「ありゃ？工場中の機械が止まってまっせ？」
光子郎「プログラムを間違って消したせいかな？」
A「どうなのかな……じゃあ、消したところを直すっていうのはどうかな？」
「それもそうだ」とペンを取り出して消したところを直すと電気がついた。
光子郎「それにしても不思議だ…」
テントモン「なにがでっか？」
光子郎「電池は金属と溶液の化学変化によって電気を起こす…でも、これは違う。この壁に書かれているプログラム…それ自体が電気を起こしている」
難しそうな話にAやテントモンは付いていけず、光子郎は何かに閃きキーボードを叩く。
A「なにをしているの？」
光子郎「このプログラムを分析してみるのさ。やっと僕のパソコンの出番ってわけさ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：勿忘草
| 作成日時：2021年1月12日 16時
