【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ27)

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Episode16 会議は踊る…5 ページ27

ロマニ「移動する生体工場、星間すら航行可能な魔力量、体内に貯蔵した膨大な生命原種、人類が後、数百年かけて到達すべき神の箱船…これがティアマト神の状態だ」

すると、ギルガメッシュは怒りの表情を露わにしロマニが映るモニターに歩み寄る

ギルガメッシュ「貴様ァ！ティアマトの太鼓持ちか！弱点らしきものが一切書かれていないではないか！！」

ロマニ「僕だって攻略法の1つぐらい書きたかったよ！でも、これが現実なんだ！あれは物理的にも神話的にも欠点のない完全な存在だ。僕らでは太刀打ちしようがない！」

ダ・ヴィンチ「やや乱暴な仮説なんだけどティアマトには生まれつき「死」の概念がない様なんだよ。彼女は生命の母だから」

ロマニが自分達が生きている事が証明となり、生きている者が居なくならない限りティアマトは死なない…その言葉を聞きマシュはハッと悟る

マシュ「それでは本当に倒せません」
イシュタル「マシュ…」
マシュ「ティアマト神を倒すには全人類が死に絶えなければならないという事ですよね！？」

ロマニも渋々コクリと頷きモニターが消える

藤丸「それじゃあ意味が…」
ギルガメッシュ「はぁ…ジャガーマン、如何だ？貴様の眼から見たティアマトは」
ジャガーマン「うん…でっかいわ。そしてとてもカッコイイと思うわ」

ギルガメッシュ「戯け。貴様に人としての理性など求めておらぬわ。野生の勘を語れ、野生の勘を！」

ジャガーマン「あっ！そういう話？あのスピードだと岸に上がってウルクまで2日って所ね！」

ジャガーマンがティアマトの真似をしながら藤丸達の前を通り過ぎて行く