【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ26)

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Episode16 会議は踊る…4 ページ26

ジクラッドの内部でギルガメッシュから聞かされた言葉は藤丸とマシュを驚かせるものだった

藤丸「500…そんなっ」
マシュ「間違い…ですよね？残された人がたった500人だけだなんて…」

ロマニ達も顔を俯かせ、ギルガメッシュはスッと玉座に座る

ギルガメッシュ「そう…ラフムによる2度の襲撃とティアマトによる海洋の浸食によりウルク第一王朝は崩壊した。例え、この窮地を乗り越えようと王国は維持できぬ。衰退するのみであろう」

藤丸「ウルクを…この時代を俺達は守れなかった…」
マシュ「っ…」
ギルガメッシュ「案ずるな。我らが滅亡しようとシュメルの文化が生き残れば後に続くものが現れよう」

マシュ「シュメル文化？」

イシュタル「シュメル文化の象徴であるウルクとこの馬鹿が生き残ればメソポタミア文明は守られるのよ」

ハッと藤丸は悲しい表情が一変し目を開く

ギルガメッシュ「つまり人類史を守りたければティアマトを止め、ウルクを守らねばならんという事だ」

マシュ「先輩…」
藤丸「まだ、やれる」
マシュ「はい！」
藤丸「ティアマトを止める！」

マシュ「っ…はい！！」

ギルガメッシュ「ふっ…聞いたか？カルデアの。藤丸の心はまだ折れてはおらんぞ。よもや、そちらが諦めてなどおらぬだろうな？」

ロマニ「あ、当たり前だ！！」
ダ・ヴィンチ「分らせてやろうぜロマニ。君がどんなに執念深い男か…こっちがどれ程、修羅場をくぐってきたかをさ！！」

ロマニ達も藤丸同様に心はまだ折れておらず、ティアマトのデータを送り仕切り直しをする