ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Last Part

第二次妖怪大戦争…10 ページ24

妖怪達はねずみ男を筆頭に人間を一掃し渋谷を完全に制圧した

朱の盆「人間は人っ子1人居ませんぜ」
A「お前の計画通り、妖怪大同盟軍は渋谷を完全に制圧したわ」

ぬらりひょんの元にはAとねずみ男がいた

ぬらりひょん「大同盟は解消しました」
ねずみ男「でもバック・べアードが…え！？まさか！」
ぬらりひょん「西洋妖怪など用済みになれば消せば良いのです」
A「汚いやり方ね」
ぬらりひょ「何とでも仰って下さい…さて、貴女様にはある仕事をして貰いましょう」

ある仕事…その言葉を聞きねずみ男は首を傾げる

ぬらりひょん「本丸は総理でしょうがその前に…犬山まなを殺して頂きたい」
ねずみ男「え！？」

ぬらりひょんはAにまなを殺せと言い出し、側にいたねずみ男は驚く

A「何故私が？」

ぬらりひょん「全てはあの小娘から始まりました。貴女と鬼太郎君は常に、妖怪と人間の中立でした。それを揺るがせ、妖怪と人間の均衡さえ崩した…鬼太郎君が殺されたのも、貴女の願いの邪魔をしたのも全部あの小娘の所為。犬山まなには何か得体の知れない力がある…そうは思いませんか？殺してしまう事です」


A「……殺す…ね」

Aの表情に影が掛かりぬらりひょんは不敵に笑みを浮かべていた


ねずみ男(こ、こりゃ…ヤベェ！)

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