ぶらり不死見温泉バスの旅… 6 ページ37
まなと富士山の地下を目指して歩いているとまながふふっと笑い出す
A「何?」
まな「さっきは驚いたな〜」
A「え?」
まな「ババ抜きであんなにムキになって…子供らしいA、初めて見たからビックリしちゃった」
A「そんな顔してた?」
まなは何度も頷く…すると、まなが突然聞きたい事があったと改め首を傾げる
まな「Aは如何して鬼太郎と一緒に居るの?」
A「言ったよね?敵だったからだよ」
まな「それが疑問なんだよ。何で敵だったのに仲間になったのかな〜ってずっと思ってて。あ、もしかして恋しちゃってたとか!?」
まなは期待の眼差しを向けAの表情に影が掛かり立ち止まっては溜息を吐く
まな「A?」
A「何でそんな事が知りたいの?」
まな「っ!」
Aの様子の変化に気づいたまなはゾッと身震いをする
A「まぁ良いよ。少しだけ教えてあげる」
まな「え?」
A「鬼太郎の仲間になったのは「都合が良かったから」だよ。それ以上でもそれ以下でも無い。貴女の思ってる様な気持ちなんて1ミリも無い。まぁ、「もう1人の私」は知らないんだろうけど」
まな「A…?」
A「ほら、早く行くよ」
まなの横を通り過ぎ富士山の地下へと向かって再度歩き出した
まな「A…(一瞬、Aの髪の色がピンク色に見えた…まるで全くの別人と話している気分になっちゃった。それにAの言う都合って一体… Aは何を抱え込んでいるの?)」
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エメラルド・アリス - 読むの遅いんですけど、とってもいい小説ですね!頑張ってください! (2020年5月9日 13時) (レス) id: 8a3a604a3a (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 勿志草さん、出来れば九尾のプリンセスヒロインさんの闇の人格を切り離すには、ぬらりひょんと戦うしかないでしょうか、私は彼女が何故ヒロインさんの心の闇が哀しく九尾のヒロインさんには手に取るように分かります。 (2020年3月28日 6時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 初めて読まさせてもらいました。ゲゲゲの鬼太郎は大好きでアニメを観てるので更新楽しみにしてます (2020年3月22日 9時) (レス) id: 9f801dd40c (このIDを非表示/違反報告)
ホノノン - ゲゲゲの鬼太郎、面白いですよね!更新、頑張ってくださいね! (2020年3月16日 8時) (レス) id: 327ade7303 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 勿忘草さん» 勿志草さん、お願い致します!( ノ;_ _)ノ (2020年3月16日 6時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2020年1月25日 19時