まぼろしの汽車…12 ページ28
「あの日、ウキウキしながら歩いてたら…」
人間の少年が言うにはねずみ男が川辺で飛んできたシルクハットを手に取り被り…そして誰かと話していたと言う
「相手はよく見えなかったけど…」
A「それっていつ!?ねずみ男がシルクハット拾った日、覚えてる!?」
「勿論さ!だってバレンタインの日だったから。2月14日の夕方、日が沈む頃の事だよ」
A「え?」
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その日は丁度、Aが鬼太郎にチョコを渡していた時間とほぼ合致し…写真を見つめながら汽車に乗っていた
A(取り返しのつかない悲劇が起きて…誰もが時間を戻せたらと思うだろう。けど、その願いは叶う事はない。だから、こうしてやり直すチャンスを貰って…私は救われてるんだ。例え…あの時の時間や口走った想いがなかった事になっても…それでも私は)
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2月14日 ー夕刻ー
ねずみ男「ヘッ!何がバレンタインだ」
何処からともなくシルクハットがねずみ男の頭に向かって飛んでくる
ねずみ男「痛っ!」
宙を舞うシルクハットを手に取るA…そしてその後ろには幻の汽車が停泊していた
ねずみ男「A!?」
ピー「な、何だね君は!それは僕のハットだよ!?泥棒するつもりかね!?」
A「これで全て終わりにする」
隠れていたピーやモンローが出てきてはAが狐桜でシルクハットを切り裂く
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エメラルド・アリス - 読むの遅いんですけど、とってもいい小説ですね!頑張ってください! (2020年5月9日 13時) (レス) id: 8a3a604a3a (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 勿志草さん、出来れば九尾のプリンセスヒロインさんの闇の人格を切り離すには、ぬらりひょんと戦うしかないでしょうか、私は彼女が何故ヒロインさんの心の闇が哀しく九尾のヒロインさんには手に取るように分かります。 (2020年3月28日 6時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 初めて読まさせてもらいました。ゲゲゲの鬼太郎は大好きでアニメを観てるので更新楽しみにしてます (2020年3月22日 9時) (レス) id: 9f801dd40c (このIDを非表示/違反報告)
ホノノン - ゲゲゲの鬼太郎、面白いですよね!更新、頑張ってくださいね! (2020年3月16日 8時) (レス) id: 327ade7303 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 勿忘草さん» 勿志草さん、お願い致します!( ノ;_ _)ノ (2020年3月16日 6時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2020年1月25日 19時