ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part33

まぼろしの汽車…3 ページ19

2月21日 ー午後ー

まな「如何したの？A」
猫娘「大丈夫？」
A「…猫娘、まな？あれ？私何で…」
まな「もぉ〜！先週のバレンタインで何か良い事あったからって言ったのAじゃん！」

A「先週…？」

風鈴の音色がAの耳に響き渡り、袖から1枚の写真を取り出すと1本ヒビが付いていた

A「ぁ…ヒビが付いてる」

Aは写真をボーッとしながら見つめていると猫娘とまなが横から覗き見ると頬を赤くする

まな「その写真、鬼太郎とツーショット！？」
A「う、うん…」
「あの！もしかしてAさんですか！？」
A「えっ…？」

「助けて下さい！！」


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それから、鬼太郎を呼び出し人気のない公園で人間の少年・ツカサに話を聞く事になった

鬼太郎「村人がみんな吸血鬼の下 僕に？」

ツカサ「最初は英吉…僕の友達の1人が突然体調を崩して…それからはあっという間でした。噛まれた人が更に他の人を噛んで、気づいたら村のほとんど全員が吸血鬼になってしまっていたんです。彼らに弱点はありません。でも何故か村の鐘の音だけ嫌いみたいなので残った僕達はお寺に立て篭もりました。けど、食べ物も直ぐ無くなって…みんな何とか僕だけでもって…」

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