ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part31

ビバ！お化け屋敷…12 ページ12

化け草履をまるで庇う様に立つリモコン下駄

鬼太郎「リモコン下駄…化け草履のコントロールは解けたのに」
目玉おやじ「もしかして同じ履物同士、化け草履を庇っておるのかもしれん」
鬼太郎「え？」

リモコン下駄の片方がAと鬼太郎に歩み寄り何かを伝えていた

鬼太郎「リモコン下駄？」
A「リモコン下駄はこう言ってる…「自分には化け草履の気持ちが良く分かる。いつも自分達は踏みつけられ汚れ、臭い足の臭いを嗅がされている。なのに、踵を踏まれたり無残に捨てられたり、みんなの足をいつも守っているのにあんまりだ」って」

鬼太郎はリモコン下駄や化け草履の気持ちを知り優しい笑みを浮かべる

鬼太郎「そうだよな…いつもお前達は1番下で僕らを支えてくれているんだよな。リモコン下駄、化け草履の事は許そう。お前は僕の大切なパートナー…お前が居ないと僕は困るんだ。戻って来てくれるかい？」

鬼太郎の優しい言葉にリモコン下駄は鬼太郎の元へ戻って行く

ビバ！お化け屋敷…13→←ビバ！お化け屋敷…11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す