ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part31

恐怖！夜道怪…5 ページ44

光一「え？」
「1番になりたいって」
光一「僕は…僕は頼んでなんか…頼んでなんかないよ！！」

「頼んでないなんて…そんな…頼んでいないなんて、そりゃ……






あんまりじゃありませんか？」




女の子はグッ…グッ…と首を回し光一を見つめる…すると、女の子の顔が一変し不気味に笑う夜道怪の素顔へと変わる



光一「夜道怪…！！」
夜道怪「この子もとっくにあっしが消しています。他の子も全部…そうですよ？1番になったんです。坊ちゃん以外誰もいませんからね」

光一「そんな事頼んでない」

それでも嘘を吐く光一に夜道怪はハッキリと聞いたと光一にジリジリと近寄る

光一「僕はそんな風に思っていなかった…あの時は何も考えないで返事をしてしまったから、だから！」
夜道怪「何も考えず？あっしはこんなに一生懸命に恩を返しているのに…何も考えず！？約束を果たしたあっしにお前は、恩を仇で返すのか！！？」

夜道怪の恐ろしい表情に光一が腰を抜かしていると、雷が走り…振り向くと窓の側に立っていた鬼太郎

鬼太郎「いい加減にしたら如何なんだ？夜道怪」

夜道怪は鬼太郎の言葉に耳を貸さず、攻撃しようとしていた

鬼太郎「分からず屋だな…頼む！つるべび！！」

沢山のつるべび達が教室に入ってきて、夜道怪は眩しさのあまり目を塞ぎ、夜道怪の攻撃も消える

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