ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part30

謎の妖怪狩りツアー…9 ページ47

空爆が起き戦争を知っている頭は怯えていた

頭「Bー29！？く、空襲だ！！」

鬼太郎「そう。第二次大戦中の東京さ！」

建物が次々壊され逃げ様とすると頭の足を掴む赤子を抱いた女性がいた

「待って…！待って…」
頭「何だ此奴…！離せったら！」
「お願い…水を下さい！せめてこの子だけでも…ひでおの為に！」
頭「ひでお？俺の名前と同じだ…。お、俺のお袋は空襲で死んだ」

「見て！パパと同じ所にホクロがある！」

赤子の右目下にホクロがある事に気付き頭はジッと見つめていた

頭「…まさか！」
「パパ、もしこの子が死んだらパパの息子の僕も消える？」

鬼太郎「その通りだ。バスに乗った時、買ってもらった切符はただの切符じゃない。命の乗り換えツアーの切符だ」
頭「命の乗り換えツアー！？」

鬼太郎「此処でお前達が死ぬ事になれば此処にいる妖怪達が代わって人間になる。代わりにお前達は、ダニやゴキブリ、蚊やハエなどに生まれ変わる！」


「「助けてくれぇ！！」」
頭「止める！妖怪狩りは止めるから助けてくれ！！」


人間達は恐ろしさのあまり反省をし鬼太郎はフッと笑った

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