ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part30

謎の妖怪狩りツアー…7 ページ45

鬼太郎「そうか…彼奴の仕業だったのか」
ねずみ男「俺様もね妖怪狩りなんて変だなぁって思ってたんだけどよ、Aの為って言われて…」
猫娘「このお人好しが！！その所為でAが怪我をしたのよ！！？」

ねずみ男「お、俺だってここまでするとは思ってなかったんだよ！！」

猫化となった猫娘が迫ってきて、ねずみ男は顔色が真っ青になる…するとすぐ近くで人間達の怒りの声が聞こえてくる

鬼太郎「何て奴らだ…」
A「鬼太郎、ぬらりひょんは如何するの？」
鬼太郎「あの用心深い彼奴の事だ…もうとっくに逃げてるだろう。兎に角、今はあの人間達を懲らしめないと」
目玉おやじ「如何するんじゃ？」

A「私に良い考えがあります！」



・
・
・
・


大暴れする人間達の元に黒髪美女に変化したAがお酒を持って来た。人間達は黒髪美女を見てドキッと胸が高鳴るが、相手が今朝殴ったAだと知る由もない

A「長らくお待たせ致しました」
「何だ君…此処の娘か？」
A「これより妖怪狩りにご出発致します」
「おぉ！」
「そいつを待ってたんだ！」

A「バスが到着するまでの間、秘蔵のお酒をゆっくりと味わってお待ち下さい」






その様子を草むらから見ていた鬼太郎達

猫娘「あんな事された奴らに笑顔を向けるなんて…」
ねずみ男「いや、アレは内心かなりキレたんぞ？」
まな「っていうか、目が見えないのに良く歩けたり、面と向かって話せるよね？」
鬼太郎「多分、気配を頼りに行動してるんだ」


Aがお酒を渡し合図を送ると鬼太郎達は頷き行動に移す

謎の妖怪狩りツアー…8→←謎の妖怪狩りツアー…6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す