ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part30

巨人ダイダラボッチ…12 ページ22

門倉(ダイダラボッチ…僕が初めて君に出会ったのは小学生の時だ。体が小さくていつもいじめられていた…そんな時、富士山に腰掛ける君の絵を見たんだ。何だか自分も見守られている気がしてとても嬉しかった。だから…ずっと君を探してた。なのにこんな事に…！)


門倉は斧を大きく振り上げ…そして


門倉「さようなら…ダイダラボッチ！！」

グサッと脳を突き刺し、脳から血が溢れ出した。脳が攻撃されダイダラボッチは苦しそうに膝をつき、体が消滅していく


砂かけ「一体何が起きたんじゃ？」
目玉おやじ「鬼太郎とA…あの門倉という男が止めたに違いあるまい！」


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ぬらりひょん「ふふふっ…成る程。陽動作戦でしたか…1本取られた様ですね」
朱の盆「ぬらりひょん様ぁ！」



ぬらりひょんと朱の盆はその場から立ち去り、そして地上に出で門倉と合流すると、門倉はダイダラボッチが消滅した光を涙を流しながらただ見つめていた


A「貴方は…本当に」
門倉「良い訳ないじゃないですかっ…でもコレしか方法は。けれどAさん、鬼太郎さん…僕はまだ信じているんです。人間と妖怪が分かり合える…いつかそんな日が必ずやって来るって」


A「…」

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