検索窓
今日:5 hit、昨日:30 hit、合計:52,841 hit

後日談 不機嫌な姫…1 ページ24

ねずみ男「なぁなぁ!頼むよ〜?許してくれよ〜」
A「フンッ…知らない!」


冬真っ只中のゲゲゲの森…その中、Aは怒りながらねずみ男にそっぽを向き、ねずみ男はそんなAに頭を下げていた

猫娘「…何やってんの?」
鬼太郎「この間のダイダラボッチの事件でねずみ男、Aを背中を突き飛ばしたんだ」
目玉おやじ「あの時はかなり必死で痛みも感じんかったが終わった直後、痛みが出てきたらしくてのぉ…それであんな感じじゃ」

猫娘「自業自得でしょ?あんなの」
鬼太郎「だな」
目玉おやじ「じゃな」



呆れた目で見つめてくる3人に対し、それを気にもせず謝り続けるねずみ男

ねずみ男「悪かったって」
A「……そんなに許して欲しいの?」
ねずみ男「お?おう!何でもすっから許してくれ!」

ねずみ男が…あのねずみ男が頭を深々と下げ鬼太郎達は少し驚く


A「何でも…」

猫娘「ま、まさかA変な事言わないわよね…?」
鬼太郎「…」


A「じゃあ、ラーメン食べに連れて行ってくれたら許してあげなくもないよ」
ねずみ男「へ?」


まさかのラーメンを条件に提示してきてねずみ男は唖然とする

ねずみ男「そ、そんなんで良いのか?」
A「そんなのって何?」
ねずみ男「いやてっきり、崖から落ちろとか絶交とか言うかと思ってよ」
A「…それが良いの?」


目玉おやじ「彼奴はAを何だと思っとるんじゃ?」
鬼太郎「流石にそこまでは…」
猫娘「でもあの怒り様じゃ言い兼ねなかったわよ…多分」


A「行くの?行かないの?」
ねずみ男「いえいえ!行きます!連れて行って差し上げましょう!!」

ねずみ男はAを連れてラーメン屋へと行こうとした

A「あ、焼豚増々でね」
ねずみ男「ま、マジかよ…」
A「嫌なら良いけど…その代わり崖から落とす」
ねずみ男「か、畏まりました!!」



不機嫌なAには決して逆らえなかったねずみ男であった

後日談 不機嫌な姫…勿忘草の呟き→←巨人ダイダラボッチ…予告



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

サヤノ - こちらも続編おめでとうございます! (2019年12月29日 20時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 続編おめでとうございます! (2019年12月29日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます!! (2019年12月29日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 最初から見させていただいてます!!夢主、可愛いですー!!私は印象に残ってるのは、きららちゃん(霊形手術)が印象に残ってます!!夢主ちゃんの言ってることは私の心の中にも響きました!!これからも無理なく、頑張ってください!応援してます!良いお年を!! (2019年12月29日 16時) (レス) id: d9e13185da (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 勿忘草さん» 勿志草さん、ごきげんよう、今年は良い年越しまで無理しないで休み休みに頑張って書いて下さい、2020年まであと3日です、大丈夫ですよ! (2019年12月28日 19時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年12月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。