ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part26

後日談 秘湯の湯での秘話…3 ページ40

地獄の死神「その感情は度が過ぎておってな、閻魔様にも牙を向けていたそうじゃ…」

目玉おやじ「練華様を取られまいとしてか」
地獄の死神「好意…というのか何と言うのか」
目玉おやじ「じゃから、玉藻前はAに異常な依存と執着をするのではないかと心配した訳か」

地獄の死神「姫様は練華様に良く似ておられるからのぉ。その感情が悪い方向へ進む…そんな気がしてならぬのだ我等も、閻魔様も」

地獄の死神は滅多に見せない本当に心の底からAを心配する表情をしていた



地獄の死神「まぁ、閻魔様から聞いたとしても閻魔様自身もあまり詳しくは知らぬらしい」
目玉おやじ「閻魔大王さえも詳しく知らぬのであれば余計に…」


地獄の死神「我等にとっては姫様は姫としてだけではなく、亡き練華様の意思を受け継ぎ、妖怪と人間の希望である…簡単に失わせて良いお方では無い」



目玉おやじ「そうじゃな」

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