ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part20 (ページ44)

今日:32 hit、昨日:11 hit、合計:100,983 hit

漆黒の冷気妖怪ぶるぶる…10 ページ44

A「ん？」
裕太「如何したら…強くなれるんですか？」
A「え…？」

裕太「守って貰うばっかりはもう嫌なんです！」

目玉おやじ「裕太君。人間は皆、心に弱い部分を持っておるモノじゃ。じゃが時にとてつもない力を発揮する時もある！それは、自分の為では無く他の誰かを思う時じゃ。誰かを守りたいという思いこそが心を強くさせるのじゃよ」

目玉おやじの言葉を聞き裕太はハッと目を開く

・
・
・
・

まな達と別れ、ぶるぶるの所に行くと寒さで凍死寸前なねずみ男と出会う

鬼太郎「ねずみ男！？一体如何したんだ？」

木を見つめるとぶるぶるの姿が無かった事に驚く

鬼太郎「ぶるぶるが居ない！！」

・
・
・
・

まな達は鬼太郎やAと別れた後まなの父の車でキャンプ場から一刻も早く離れ様と走っていた

裕太「…」

ーーー

目玉おやじ「人間は皆、心に弱い部分を持っておるモノじゃ」

ーーー

目玉おやじの言葉が頭から離れず溜息を吐いていた裕太…すると、キキィーーッ！！と車が激しく揺れ、まなの父が寒さで震えていた

まな「お父さん！如何したの！？」

車が激しく揺れ、ガードレールに打つかり…このままでは転落する。そう思った父は体を無理に動かし思いっきりブレーキを踏み急停止させた。

だが、フロントガラスが凍りつき割れまなの体が宙に浮く…裕太達が外に出るとまなの体を抑えるぶるぶるの姿が現れる