～ツルネ～出来損ないのシンデレラ4【滝川雅貴，藤原愁】 (ページ9)

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離れぬ心…2 ページ9

海斗「それでも親友なのか？」
湊「それは…そうだと思うけど」
海斗「まぁ良いけど。本戦で竹早にブレられてちゃコッチが困るんだよ。勝てねーじゃねーかよ…タイハイの練習だってしなきゃなんねーのによ！6人揃ってなきゃ出来ねー。何とかしろ」

A、湊「「うん/あぁ」」

海斗「頼んだからな！月夜、鳴宮」

海斗はそれだけを言い残し、Aと湊と別れた

静弥の様子が可笑しい…その言葉だけがAの頭の中に残り、幼い頃の記憶が過った

ーーー

A「ごめんね…本当にごめんね静弥！」
静弥「良いよ」
湊「俺やAも結構無理言って稽古お願いしたんだ…そしたら先生、良いって言ってくれたから静弥も大丈夫かと思ったんだけど…！」

静弥「良いよ。仕方ないよ」

Aと湊が謝ると静弥は笑顔で気にしていなかった

A「静弥と一緒に弓道出来たら絶対楽しいのに…」
静弥「大丈夫。桐先には弓道部がある。入学したら頑張るよ…湊とAは今の所で頑張りなよ？で、中学になったら2人が僕に教えてくれれば良い」

静弥が落ち込んでいた2人を優しく励ます

湊「俺達が…静弥に？」
静弥「うん！勿論、僕も入部したら頑張るけど！」

A「っ…うん！もうすぐ本物の弓を持たせて貰えるかもしれないの！そうしたらもっと上手になるからね！」

静弥「待ってる！」

ーーー

A「…」