～ツルネ～出来損ないのシンデレラ4【滝川雅貴，藤原愁】 (ページ8)

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離れぬ心…1 ページ8

Aと湊が静弥を迎えに行ったが、静弥の母が出て来て休みだと聞き2人は学校に行った

授業が終わり、先生に呼ばれたAと湊

「月夜、鳴宮。竹早にプリント渡しておいてくれるか？」
湊「はい」
「風舞は如何だ？もう慣れたか？」
A「…え？ぁ…はい」
「そうか。桐先から入学して来たのは3人だけだからな…それに月夜の体の事もあるし。少し気になってたんだ…悪い。上手くいってるならそれで良い…じゃあな」

優しく気にしててくれていた先生はそのまま教室を出て行き、入れ違いに海斗がやって来て、少し付き合えと指を指した

そして、海斗と共に人気の無い渡り廊下に来ていた

海斗「竹早、今日は休みなんだってな？」
湊「うん。体調が悪いって」
海斗「あんな病弱そうな顔してて実は丈夫だろ？彼奴…」
A「本当に調子…悪いんだと思う」

海斗「思うって何だよ？やっぱ何かあんのか？」

A「…やっぱ？」

海斗の台詞に目を開くA

湊「…昨日、Aが休んでた時、静弥…いつもと違ってたんだ。凄くイラついてたしマサさんにもあたりキツかったり…」
A「え…？」
海斗「ってか、昨日からじゃなくて予選の後からかもな？可笑しいの…お前ら何か知らないのかよ？」

何も知らないAはごめん…と謝った