～ツルネ～出来損ないのシンデレラ4【滝川雅貴，藤原愁】 (ページ45)

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六本の矢…9 ページ45

Aの真っ直ぐな目で突然忘れろと言われたみんなは驚く

遼平「え！？待ってよA！」
海斗「何言ってんだよ」
七緒「本気なの？」

A「本気」

ハッキリと本気だと言い切り尚の事驚く

遼平「そんな事したら俺達…！」

海斗「月夜！！」
A「っ！！」

海斗が血相を変えてAの目の前に出る

海斗「巫山戯てんのか？」
A「本気って言ったでしょ…聞い…」
海斗「マサさんを信じてやって来たのにそれを否定するのかよ！！？」

A「聞いて！海斗！！」

突然名前で呼ばれ驚く海斗だが直ぐに怒りの表情を浮かべた

海斗「お前…名前で呼び捨てにしてんじゃねーっ！」
A「なら、かっちゃん」
海斗「っ！そいつはもっと駄目だ！」

海斗はカッとなりAの胸ぐらを掴む

七緒「ちょっと！」

海斗「お前に名前で呼ばれたくねーんだよ！！」
A「っ…やだ、名前で呼ぶ！！」
海斗「あぁっ！？この野郎！！」
七緒「かっちゃん！！」

七緒も抑えに入るとAが力強く海斗の手を握る

海斗「っ！」

A「海斗、七緒、遼平、静弥、湊……みんなは私が初めて出来た大切な仲間だから」

Aは真剣な眼差しと大切な仲間だと言い切り湊達は目を開いた

A「だから言いたい事言う…言わなきゃ駄目だって思った」
海斗「お前…」

海斗の腕を握る手を下ろした

湊「Aは何に気付いたんだ？」