空筈の痛み…13 ページ35
海斗「そうだよマサさん！」
遼平「うん。行ってよ」
七緒「俺らなら大丈夫だから！」
雅貴「っ！」
湊「マサさん、俺達を信用して」
静弥「貴方に教わった事はきちんとこの身に生きています。大会前のほんの数日くらい何ともありません」
雅貴「だが…「それとも」」
静弥「自分の弟子達が信用出来ませんか？」
雅貴「！…言うじゃ無いか？」
静弥「師匠が良いもので」
雅貴は全員を見て、笑顔で頷かれ行く事を決心した
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中崎「そうか！行く事にしたのか」
雅貴「えぇ。彼奴らにガンガン背中を押されてしまったもので…」
中崎「…フンッ。若造共が」
雅貴「それ、俺も入ってます？」
中崎「バリバリにな」
すると、雅貴が中崎にお願いがあると言い、とある依頼をした
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雅貴「さて、いよいよ明後日が県大会本戦だ。俺は個人的な用事で明日部活を休むが…」
妹尾「私達の事は気にしないでコーチは自分のすべき事をした下さい」
白菊「男子や月夜さんのお尻を叩くのは私達でも出来ますし」
花沢「任せて下さい！ビシビシやっちゃいますから！」
遼平「それ…ちょっと怖いんだけど」
七緒「いやー、女子に罵られつつ特訓させられるというシュチュもそれはそれで…」
白菊「エセ王子はお黙りなさい」
七緒「エセって！？それは流石に酷いっしょ！……はー良いです。エセ王子ですよ〜。はいはい」
静弥「とまぁ、こんな調子でいつも通りやりますから滝川さんはご心配無く」
雅貴「すまない…感謝する。ありがとうみんな。明後日の本戦までには必ず戻って来るから最後の1日を無駄にしない様、しっかり練習してくれ！！」
「「「はい！！」」」
そして、雅貴は出発し…A達も練習に励んでいた。
いつもの調子で…楽しく、精一杯に。
海斗は念願の弓返りが出来、Aも安定し練習に身が入っていた
そして、1日手が過ぎ県大会本戦当日…。
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2019年5月3日 16時
