空筈の痛み…5 ページ27
夜多神社の蔵に入り祖父の遺品を開け、中には弽や弦しか入ってなかった
雅貴「…やっぱり目ぼしい物は無いか。日記とかをつけてる様なタイプでも無かったしな」
片付けをすると隣にあった茶封筒を落とし中から数枚の写真がばら撒く
雅貴「写真?コレ…爺さんか?っ、コレは…」
祖父と2人の男女の写真を見つけ中崎の所は持って行く
中崎「八坂先生と西園寺先生だな。それからこっちは大淦萓犬澄L民討ある…いや、若いな!みんな当時の弓道会の検認者だったお三方だよ」
雅貴「やっぱり…西園寺先生には子供の頃何度かお世話になってたからそうかもとは思ってたんだけど」
中崎「ま、確かに最近はもう弟子は取られて無いみたいだし公の場にも滅多に出て来られないからなぁ?…西園寺先生の連絡先なら分かるぞ?」
雅貴「っ!!」
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後日、西園寺に連絡をし西園寺邸へやって来る雅貴はチャイムを鳴らしネクタイをキュと締める
湊「え?」
A「雅貴さん…?」
雅貴が振り返るとAと湊が立っており驚く
雅貴「A、湊!?お前達如何して…」
扉が開き中から西園寺が出てくる
西園寺「いらっしゃい」
A、湊、雅貴「「「先生」」」
A、湊「「ご無沙汰しています」」
Aと湊はペコリと頭を下げた
雅貴「あの俺…私は、連絡を差し上げた」
西園寺「滝川雅貴さんね?お上がりなさいな?3人共」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年5月3日 16時