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離れぬ心…12 ページ19
そして、横断歩道橋でグッタリしていた静弥…
弱っていた静弥の頭にあるのは、Aと湊の事だけだった
ーーー
中学時代…Aが退院し、愁と初めて出会った時の事だった
愁「君は…？」
静弥「竹早静弥」
初めて見る静弥に対し、静弥は名前を言った
湊「ほら、A…」
A「しゅ…愁…そのっ」
湊に急かされ、愁の名を呼んだがAは口を噤み…左肘をギュッと握りゆっくりと口を開いた
A「連絡しなくて…ごめん」
悲しげな声に愁は優しい笑みを向けた
愁「弓は続けるんだね？」
A「うん…静弥がそうしろって言ってくれたから」
静弥が背中を押してくれたと言い、静弥は目を開き少し嬉しそうな顔をした
愁「西園寺先生も安心なさると思う」
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・
そして、高校の時…一度離れたAと湊かまた弓を始めた時の事
湊「やっぱり俺、弓が引きたいんだ！」
静弥「ようこそ風舞弓道部へ！
お帰り湊、A！」
ーーー
A、湊「「静弥！」」
そこへAと湊がやって来て、静弥に駆け寄る
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2019年5月3日 16時
