～ツルネ～出来損ないのシンデレラ4【滝川雅貴，藤原愁】 (ページ2)

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明かせぬ手の内…13 ページ2

遼平「へー、まだ病院に通ってんの？」
湊「10日も意識が戻らなくて…大事故だったんだ」

Aが遅く理由を聞き事情を知っている湊と静弥が更衣室で話していた

七緒「それって…」
湊、静弥「「…」」

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静弥の父が経営している病院に来ていたA

静弥父「もうそろそろ定期検診も必要無いかもね。適応障害の発作も頻繁に起きなくなったみたいだし…でも体重が前より減っているね。無理せず少しずつ食べる様にね」
A「はい。これまで色々お世話になりました」

ぺこりと頭を下げるAに他人行儀な。と笑う静弥の父

静弥父「こっちこそ静弥が君や湊君に世話になってるんだから」
A「…お世話だなんて」

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七緒「Aの肘の傷や適応障害発症したのってその時の？」
静弥「うん」
七緒「そっか…」

海斗「でももう障害以外何とも無いんだろ？」

静弥「…多分」

様子のおかしい静弥はそのまま更衣室を出て行き、湊は気にした様子で見つめていた

静弥「…」

ーーー

静弥「弓道？弓を打つアレ？」
A「違うよ。打つじゃなくて引くって言うんだよ！」
静弥「へー、凄い」
A「かっこいいでしょ？」

笑顔を向け静弥を見つめると目を開く

静弥「う、うん！」