ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part19 (ページ43)

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鮮血の貴公子ラ・セーヌ…8 ページ43

まな「鬼太郎は任せておけって言ってたけど…A、大丈夫かな？」

夜道を歩くまなの背後にラ・セーヌの姿があった。まなに気づかれぬ様にゆっくりと牙を突き出し忍び寄る…だが、突然現れたちゃんちゃんこがラ・セーヌの邪魔をし気づいたまなは叫びながら逃げ出した

マンモス「ラ・セーヌ様ぁ！！」

後から来たマンモスがちゃんちゃんこを引っ張るが、抜けない。

ラ・セーヌが電信柱にしがみ付き思いっきり引っこ抜くとスポッと抜けた

セーヌ「ぷはぁ…！はぁ…はぁ…」
マンモス「コレを如何しましょう？」

セーヌ「…」

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人気の無い工場へとやって来て、鍵とハンマーを持ってマンモスが抑え暴れるちゃんちゃんこに歩み寄る

セーヌ「誇り高き貴族であるこの僕を苦しめた罰は重いぞ。釘打ちの刑だ！」

カン！カン！カン！とちゃんちゃんこが動かない様に釘打ちをし、チェンソーで切り刻んだり、バーナーで燃やそうとしたがちゃんちゃんこは無傷だった

セーヌ「くそっ」
マンモス「薬で溶かしてしまうのは如何でしょう？」
セーヌ「それで板だけ溶けたらやっぱりコイツが暴れだすじゃ無いか…」
マンモス「あ、そっか」

最終手段として大きな金庫の中に入れ湾岸にて海の底に捨てた

セーヌ「アレが動くという事はまだ鬼太郎は生きているという事だ。本体を始末するぞ」
マンモス「へぇ」

ラ・セーヌとマンモスが居なくなる…だが、その様子を影から見ていた人影には気づかなかった