ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part19 (ページ39)

今日:12 hit、昨日:36 hit、合計:118,652 hit

鮮血の貴公子ラ・セーヌ…4 ページ39

Aはまなを自宅まで送り夜の人間界を歩いていた

まな「…」
A「…」

まなは不安そうな顔をし、Aが優しく手を握る

まな「っ…A」
A「大丈夫だよ…私が側に居る…」

側に居るから…と安心させようとしたAの言葉が途切れ立ち止まる。まながAを見つめると、目を開いたAは開いた目を鋭くさせ後ろの…家の屋根の上を見上げた。

すると屋根の上には少年を脇で担いだ大男が見下ろしていた

Aが素早く動き、屋根の上に上がると大男は一歩後ろへ下がる

A「鬼太郎に知らせて！！」
まな「わ、分かった！！」

Aは大男を追い、まなは来た道を戻り鬼太郎に知らせに行った

・
・
・
・

鬼太郎「何だって！Aが！？」
まな「そうなの！A、1人で追ってったの！」

鬼太郎「っ…」

1人で追いかけた…その言葉を聞き鬼太郎は恐怖と焦りの目をし歯を食い縛る

鬼太郎「一反もめん！！」

一反もめんを呼び、鬼太郎が乗り飛んで行く

鬼太郎「後は僕に任せてまなは家に帰れ！！」

まなは行ってしまった鬼太郎を心配そうに見つめていた

まな「A…如何か無事で居てねっ」

まなも鬼太郎と同じ思い…もう2度とAを失いたく無いと恐怖と心配でいっぱいだった