泥田坊と命と大地…7 ページ11
ー鬼太郎の家ー
家の中で鬼太郎と2人っきりのAはゆっくりと口を開く
A「あの時私は…」
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A「貴方達なんてっ…助けるべきじゃ…!!!」
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A「私は…そう思っちゃった」
鬼太郎「A…」
A「人間は昔から身勝手…妖怪とは分かり合う事も無ければその必要も無いって昔、そう思った。…でも、今は」
雰囲気を察して家の陰で聞いていたねずみ男と目玉おやじ
ねずみ男「まぁ、俺がマスコミに教えたおかげで今やあの再開発は炎上案件だ。放って置いても中止にならーね。俺って仲間思い」
目玉おやじ「金目当ての癖に」
ねずみ男「にひひひっ」
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ねずみ男がマスコミに教えた事で工事は中断は追い込まれていたが、黒瀬はそれでも…たった1人で夜工事をしていた
「田を返せ」
突然の雰囲気の重さに気づく黒瀬は工事を止め、振り向くと泥田坊の声がした途端地面から泥田坊が姿を現した
泥田坊「田を返せぇぇ!!」
黒瀬「っ…はははっ!久し振りにだな!」
泥田坊「…?」
黒瀬「俺が逃げ出すのを待ってるなら無駄だぜ?此処は俺達人間の場所だ!出て行くのはお前の方だ!!」
黒瀬の発言で泥田坊を怒らせ走る黒瀬に襲い掛かる泥田坊…
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年5月2日 15時