ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ37)

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少女失踪！木の子の森…5 ページ37

目玉おやじ「よーく聞くんじゃ。この木の子の森と人間の世界とでは時間の流れが違う。2つの世界を結ぶ廻廊は500年に一度、僅かな間しか開かないんじゃ…精霊や妖怪なら兎も角、人間であるお主は今戻らなければ2度と人間の世界に戻れなくなるじゃろう」

2度と戻らなくなると言われ目を開く雅

鬼太郎「僕達と一緒に元の世界に帰ろう」
雅「い、嫌よ！帰りたく無い…！」
A「え？」
雅「此処ならテストも無いから勉強しなくて良いし、誰からも小言を言われる事も無い…朝から晩までただ遊んでいれば良いんだもん！あたしはずっと此処に居る！」

雅はそれだけを言い残し走って行ってしまった…だがその様子を影から見ていた木の子達

「聞いた事あるあの鬼太郎とAって奴ら、すっごく強いんだって！」
「如何しよう…雅が連れ去られちゃうかも」
「山天狗さんに頼んでみよう！」
「ちょっと怖いな…」

その後雅は木の子の家へ向かうとまた散らかしてしまいつい嫌気がさして怒鳴ってしまった…木の子は落ち込みその場から離れ、雅も母親はいつもこんな大変な思いをしていたのかと気づいた。

知ってしまった気持ち…雅は、両親やまなの事が気になって仕方がなかった…。

木の子はお詫びにお団子をあげ、雅が食べると美味しかった筈のお団子がただの泥団子の味がし走って行ってしまった