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閻魔大王の密約…13 ページ30

A「あ、そういえば鬼太郎…閻魔大王様…お父様に私の事頼んでくれたってみんなから聞いたんだけど」

湯呑みを置き鬼太郎を真っ直ぐに見つめるA

鬼太郎「あぁ。何とか許して貰ったよ」
A「そうなんだ…ありがとう」
鬼太郎「礼には及ばないさ。戻って来てくれて嬉しいよ」

Aの顔が赤く染まり鬼太郎を見つめながらお礼を言うと鬼太郎も見つめ返して来て、Aの手を握る。ラブラブな雰囲気を出す2人を見て…いつもの微笑ましい2人を見てホッと安心した目玉おやじ達


A「ぁ…それと小さい私が…そのっ、色々言っちゃったけど…」
一反「おー、素直でバリバリ可愛かったばい!」
A「その事なんだけど…忘れて欲しいんだ」

「「「「え?」」」」

鬼太郎「何で?可愛かったのに」

Aが忘れろと言い鬼太郎は不思議そうに首を傾げた


A「そのっ…恥ずかしいから!お願いだからみんな、忘れてね!絶対だよ!!」

Aは物凄く顔を真っ赤にさせて鬼太郎の家から出るとフシューと煙を出し俯く


まな「A!!」



するとそこへまながやって来て手を振っていた。まなの前に降り立つと涙を流しながら抱きついて来た



A「っ!」
まな「お帰りなさい…!」

A「うん…ただいま、まな」



Aとまなとのやり取りを見つめていた鬼太郎達はいつもの日常に戻ったと感じ笑みを浮かべ見守っていた

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年4月8日 22時

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