地獄からの使者 鵺…13 ページ14
零「鬼神招来!!」
零の腕が鬼の様な腕へと変わり驚くむじな。むじなに向かって走り、Aを離して逃げるが既に遅く…鬼神の腕に殴られ壁に激突した
そして、顔を鷲掴みされギリギリと締め上げられていた
鬼太郎「アレは鬼神の腕…!!」
目玉おやじ「あの腕、まさか!」
零はむじなから助けたAを見て目を鋭くさせた
零「人間かと思ったら…妖怪かよ。助ける必要なんざ無かったな」
A「っ…!」
だがそれも束の間…目を鋭くさせていた筈の零の目が少しだけ変わる
零「お前…まさか」
鬼太郎「…」
零の様子の変化にいち早く気づく鬼太郎。Aから目線を外しむじなを睨む
零「吐けよ。本物の鵺は何処に居やがる!?」
締め付けられている所為か叫び声しか出さないむじな
零「コイツは鬼神の腕だ。お前の頭を握り潰すくらい造作もねーぞ!」
むじな「っ…彼奴は…東京だ…俺に東北で騒動を起こさせて…そっちに目が行ってる内に都を手に入れると!」
鬼太郎「っ!!」
零「陽動かよ…つまんねぇ知恵を」
むじなは喋ったから離してくれた頼む…だが
零「…駄目だ。お前にはコレから俺の力の糧になって貰う!」
グサッと鈍い音とむじなの叫び声が響き渡り…むじなの体が消滅し、魂を体に取り込む零を見て驚く鬼太郎
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年4月8日 22時