地獄からの使者 鵺…11 ページ12
黒雲は廃墟となったアパートへ連れ込み、中へ入ると行方不明の人間達も居り…ドサッと青年を下ろした
鵺「若くてイキが良さそうだ。これで暫くは保つな」
青年から生気を吸い取る鵺…だが、カランコロンと下駄の音がし気づく鵺
鬼太郎「人々を弱らせて攫ったのはそうやって生気を吸い取る為だったのか」
鵺は出て鬼太郎に近寄り見つめる
鵺「お前まさか!鬼太郎か…くそっ!」
鬼太郎「リモコン下駄!!」
鵺が逃げ出したが鬼太郎が下駄で攻撃して直撃した。吹っ飛ばされ一反もめんが足元を通り鵺を転ばせた
鬼太郎「髪の毛針!」
毛針が向かってきて体に刺さるとイテテテッ!と叫ぶ
鬼太郎「霊毛ちゃんちゃんこ!」
トドメにちゃんちゃんこで攻撃したが辛うじて避けた…が、壁が凹みそれを見た鵺は怯えた
鬼太郎「観念しろ鵺!」
鵺「ま、待った!俺は違うんだ!!」
鵺から雲が現れ…雲が晴れるとそこに居たのは鵺では無く鵺に化けていたむじなだった
目玉おやじ「お前むじなか!?」
むじな「そうだよ!」
一反「あら〜?化けておったとね?」
むじな「許してくれよ!俺は命令されて鵺のフリをしてただけなんだ…やらねぇとぶっ倒すって脅されてよ!あの虎鶫は奴の僕だ!」
横に倒れていた虎鶫はハッと起き上がり羽を羽ばたかせ逃げて行った
157人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ゲゲゲの鬼太郎」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年4月8日 22時