ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part17

絶望と漆黒の虚無…2 ページ3

猫娘「何これ！？」
砂かけ「コレは何かの間違いじゃ！！」
子泣き「人間達の作るCGとやらに決まっとる！」

猫娘のスマホを見つめ驚いていた猫娘達


一反「嫌、ばってん、まなちゃんになしてこげんな力があると？」

鬼太郎「…聞いて、くる」

声が低く…ポツリと吐く鬼太郎

猫娘「ならあたしも！」
砂かけ「わしも付いて行く！」
子泣き「わしも！」

鬼太郎「付いて来るな！！」


明らかに動揺しているのか鬼太郎が叫んでしまい、すまない…と謝る


鬼太郎「多分…僕だけで行った方が良い」

鬼太郎は拳に力を入れそのまま走って行ってしまった…Aを…愛する人を失った鬼太郎をただ何も言えず、見送る事しか出来なかった猫娘達



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母の手術を終え、医者や看護師達が付きっ切りで見ており、まなと仕事から病院へ来た父が不安そうに見つめていた

まなの脳内に浮かぶのは、Aが母を襲い、そのAを自分が消滅させてしまった事…。ショックで父に抱き着く

父「何があったんだ？まな」
まな「もう何が何だか分かんない…分かんないよ！！…ううっ…お父さん…私、如何して」


すると病室の前には沢山のマスコミが押し寄せて来ていた


「犬山まなさん！何故妖怪を消滅させる事が出来たんですか！？」
「そもそもあの映像は本当なんですか！？」
警備員「関係者以外立ち入り禁止です！！」

「純子さんの血筋に関係するって本当ですか！」

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