ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part17

絶望と漆黒の虚無…11 ページ12

名無しはゴロンと前転し鬼太郎に近寄る

名無し「いーーやぁぁ！！」
鬼太郎「髪の毛針！！」

名無しが攻撃しようとして来て、鬼太郎が毛針で応戦するが効いていなかった

鬼太郎「霊毛ちゃんちゃんこ！！」


ちゃんちゃんこを纏わせ攻撃するが効いておらず、名無しに叩き飛ばされる

鬼太郎「っ…指鉄砲！！」

指鉄砲が名無しに当たり、如何だ…という表情で地面に降り立つ鬼太郎…だが、名無しは無傷だった


名無し「あう！」
鬼太郎「っ！！」
名無し「あーーーっ！！」


名無しが右手を大きく振り上げ鬼太郎を潰した…だが鬼太郎はちゃんちゃんこでガードしていた

鬼太郎「っく…うぅっ！」


名無しは目を赤く光らせ強い力で押し、鬼太郎は耐え切れず膝をついた

目玉おやじ「頑張れ鬼太郎！」
鬼太郎「っはい…父さん！うぉぉぉぉぉっ！！！！」


鬼太郎の精一杯の力を出すが名無しの方が力が上で押されていた…このままではマズイ。そう思った目玉おやじ


目玉おやじ「えぇーい！最早、鬼太郎の命を救うにはこれしか無い！！」


目玉おやじは意を決して、鬼太郎の髪の毛から飛び降り、ちゃんちゃんこ越しで名無しの手に狙いを定め指鉄砲の構えをする



目玉おやじ「指鉄砲ぉぉぉっ！！」



小さい手から放たれた凄まじい威力の指鉄砲。あまりの威力に、名無しの手が離れ…爆風で飛ばされる鬼太郎

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