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怪事!化け草履の乱…11 ページ6

ポロポロ涙を零す化け草履

化け草履「ずっと勇夫に大事にされていると思ってた…」
「っ!(親父がお守りにしてた草履さんなのか?)」

化け草履「それなのに俺は勇夫に見捨てられたんだ!如何して!!」

A「…」
鬼太郎「…っ」


化け草履はAに飛び付き泣き出す。Aはそんな化け草履を優しく背中を撫でた…そんな可哀想な光景に鬼太郎は悔しげな表情をしていた

「それは誤解です!」

勇夫の息子が叫び、化け草履に歩み寄る

「草履さん、私達は今日…貴方達を引き取りに来たんです」
化け草履「ぐすっ…へ?」









そして次の日、化け草履含む付喪神達を車に乗せてとある田舎へと向かっており、Aと鬼太郎も一反もめんに乗って向かっていた

そして、田舎にひっそりと佇むバリアフリーの家に着く。化け草履は外に出て佇み息子が家に入って…そして


「また会えたな。草履さん」

化け草履「へ…?」

化け草履が顔を上げると注射薬と車椅子に乗った勇夫の姿が目に映り込み、勇夫はニコッと笑っていた



そして、中へ入り…Aが見舞い用の花を飾り、息子達が全てを語る


「父は知り合いに貴方達を送ろうとしていたんです」



「「「「え?」」」」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年2月2日 13時

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