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百々爺の姦計 妖怪大裁判…15 ページ25

まな「大天狗様!これはでっち上げです!!」

百々爺「人間の小娘に口を挟む権利は無い!」

砂かけがねずみ男のヒゲを引っ張る

砂かけ「お前で言うんじゃ!」
ねずみ男「分かってる!分かってるよ!!」

縄で縛られたねずみ男は証人席に正座させられる



ねずみ男「えー、さっきの証言は嘘です」
大天狗「嘘…?」
百々爺「下駄の跡が一致したのをお忘れなく!」

ねずみ男「その下駄も私が盗んで百々爺に渡して、それから鬼太郎に戻して置きました。お金をたーんまりくれると言われたので」

ねずみ男が全てを白状し、百々爺の表情には明らかに焦りが感じられていた

百々爺「偽証を認めた半妖怪の言葉を信じるのですか!?法の番人である大天狗様!」

一反「コレはわしが百々爺に縫い付けられた鼻毛針たい!」

一反もめんが縫い付けられた鼻毛を大天狗に手渡す

「一つ目小僧を抹殺した凶器と同じ物だ!」

大天狗「〜っ!百々爺ぃぃ!!!」

大天狗が怒り出し、烏天狗達が百々爺を取り押さえた

大天狗「何故この様な事をした!」
百々爺「鬼太郎を陥れれば妖怪界のNo. 1にしてやるって言われた…その人が鬼太郎に変身させてくれた」
大天狗「誰じゃ!其奴の名を言え!!」

百々爺「名前は無いと言ってた!!」



A、鬼太郎「「っ!!」」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年2月2日 13時

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