ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part14 (ページ46)

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怪事！化け草履の乱…1 ページ46

とある日、目玉おやじの茶碗からみるみるの内にお湯が漏れていく

鬼太郎「あれ？」
目玉おやじ「いかん！お湯が漏れておる！」
猫娘「このお茶碗、良く見ると色んなトコにヒビが入ってる」

よっと！と目玉おやじが茶碗から出てくる

鬼太郎「そろそろ変え時かもしれませんね」
A「あ、鬼太郎？駄目だよ。物を粗末にしちゃ…」

そう言いAはお茶碗を手に持つ

A「このお茶碗、修理をすればまだ使えるよ」
鬼太郎「…ぁ」

物を大切にするAを目を開いて見つめる鬼太郎。その優しい心にドキッと高鳴り少し頬を染め、笑みを向けた

鬼太郎「そうだね。じゃあヒビの所を繋ぎ合わせて貰おっか」
A「うん！そうして貰えるかな」

まるで夫婦の会話の様に会話を済ませた2人。ふふっ…良かったね。と優しい笑みを向けお茶碗を優しい手つきで撫でる

猫娘「Aって本当に物を大切にするわよね～。優しい気持ちが物にまで行くなんて…」
目玉おやじ「まぁ、それがAの良い所じゃよ」

物を大切にするAを微笑ましく見つめる猫娘と目玉おやじ